劇団四季バケモノの子の感想や口コミは?あらすじや原作アニメとの比較についても

劇団四季「バケモノの子」はとても感動できる作品なので、何度もリピートして観ている方も多いのではないでしょうか。

親子や師弟の愛と絆や心の葛藤や闇など、本当に誰もが共感でき感動できる素敵なストーリーです。

観ていない方は特に実際観劇した方の感想はどういったものなのか気になりますよね。

またどんなストーリーなのか原作と何か違うのかも気になる方はおられるでしょう。

今回は劇団四季「バケモノの子」の観劇感想やあらすじ、原作との違いについて調査しました。

バケモノの子の実際の観劇感想はどうなの?
子どもは楽しめる?あらすじは?原作とどう違うの?

この記事を読まれている方はこんな疑問を抱えているのではないでしょうか。

\この記事を読んでわかること/
  • 劇団四季「バケモノの子」の実際の観劇感想について
  • 劇団四季「バケモノの子」のあらすじ紹介
  • 劇団四季「バケモノの子」の原作との違いについて
目次

劇団四季バケモノの子感想や口コミは?子供でも楽しめる?

劇団四季「バケモノの子」を実際に観劇した方はどう思ったのか気になりますよね。

感動した

観劇した方のほとんどが必ずこの感想をもたれるようです。
号泣したなんて方も沢山おられますよ^^

バケモノの子は、

師弟愛と絆
親子の愛
他者を受け入れ思いやる心
誰もが持つ心の闇や葛藤

そのような事を強く感じ共感させてくれる作品なんですよね^^

それは自分の立場とどこか通じるところもあるので余計に心に響きます!!

実際の感想を一部紹介すると、

何回観ても感動
めちゃくちゃ感動した…!あの映画を、こんなミュージカルにできるのか…!と感動でした。めっちゃ泣いた。素晴らしかった

とにかく感動する熱い作品
バケモノの子、マジで凄かった!ずっと感動しっぱなし!泣きっぱなし! 初劇団四季、ものすごかった!!!!
激アツな舞台でうちの涙腺は崩壊しました

本当に皆さん感動されていましたよ。

実際に泣いちゃう方も沢山居られるほどの素晴らしい作品なんです♪

ストーリーだけではありません。
劇団四季の舞台演出俳優陣の素晴らしさに感動している方も大勢おられます。

ものすごい再現率の高さ! 特に終盤のクジラの場面は、そうきたか!と唸りました。
流石の迫力、最新の技術力と人の身がなせる熱ある技の融合が圧巻のエンターテインメントを生み出していた~!
セットの渋谷渋天街の対比の表現力が凄まじい!
演劇と映像の融合というか双方の良い部分を組み合わせて舞台に立体感が出ているように感じで本当に凄い

舞台の切り替わりやら俳優さんの歌声やらに感動しまくりでした。
キャストのキャラ再現率が半端ない!!子役の子も本当に素晴らしい表現力と歌唱力に驚愕した
もう歌が本当に素晴らしい!!めちゃくちゃ感動した

人間界とバケモノ界の表現やラストシーンの大迫力の演出、俳優さんたちの美しい歌声や演技と表現力には本当に脱帽します!!

ちなみに劇団四季「バケモノの子」は親子観劇にも向いている作品です。

約2時間半の演目も子どもらも飽きずに鑑賞
小4の息子割と気難しい子なんだけど、何か刺さったらしい。また行きたいと言われた
大人も子どもも絶対楽しめる演目

どの層にも刺さるだろうと思った。子どもも楽しめて刺激を受け、学生も等身大で感じられそう。
大人、特に親はもう刺激やエネルギーを受けること多数で、いつどこで観ても、泣いてしまうだろうな。
でもその涙は苦しくなくて、一体化して浄化や前向きなものに繋がる。

など子どもにもおすすめしている方は多いんです。
ぜひ親子観劇してみてくださいね^^

ちなみに劇団四季「バケモノの子」は一定数方々からは低評価のコメントも上がっているんですよね。

原作との違いが受け止められない方や、ストーリー展開の早さに納得いかない方達はおられます。

低評価コメントに関して下記の記事にまとめたので見てみてくださいね。

劇団四季バケモノの子あらすじについて

劇団四季「バケモノの子」はどんなストーリーなのでしょうか。

あらすじを紹介します。

バケモノの子 あらすじ

人間の9歳の少年「蓮」は両親の離婚で父親と別れ母とも死別しひとりぼっちの日々を送る

途方もなく街を彷徨っているとバケモノ界の住人「熊徹」と出会う。
宗師候補に名前の上がった熊鉄は現宗師に弟子を取れと言われており、ちょうど自分の弟子を探すために人間界に来ていたところだった。

熊鉄は蓮を弟子に迎える事を決意。
蓮に「九太」と名付けバケモノ界で育てていく。

熊鉄と九太は初めこそぶつかり合い喧嘩も絶えませんでしたが、不器用ながらも徐々に心を通わせお互いが成長して行き2人の間には親子のような絆や愛が生まれます。

一方バケモノ界には熊鉄同様に宗師候補として名前が上がっている「猪王山」という人物がいます。
熊鉄とは真逆の強さだけでなく品格もあわせ持つ猪王山には、九太と同じ年代の息子「一郎彦」がいました。

父の存在を誇りに思い自分もそうなりたいと思う一朗彦。
しかし一朗彦はバケモノらしいキバが生えてこない悩みを心にずっと抱き続けます。

時は経ち17歳の青年へと成長した九太。
一郎彦もバケモノらしくない自分への悩みや葛藤を抱きながら青年へと成長しました。

九太は熊鉄の弟子として強さもバケモノ界で知られるほどに成長。
しかし「自分は何者なのか」「どう進むべきなのか」と九太の心は揺れ動いていました。

そんな時九太は人間界に偶然戻れます。
そこで出会った女子高生「楓」との出会いにより、人間界の世界を知り自分の進むべき道を模索して行きます。

そして熊鉄と猪王山の次期宗師を決める闘いの日となります。
そこであることをきっかけに一郎彦の心の闇が膨れ上がり暴走してしまうという大事件が発生!!

人間界もバケモノ界も巻き込み大変なことに・・・。

一郎彦も含め人間もバケモノも皆救うために出来ることは何なのか・・・。

熊徹と九太それぞれが大きな決断を迫られます。

親子の絆や愛情・師弟の絆・誰もが持つ心の闇・他者も自分も受け入れる心、色々な事が伝わってくる作品となっています!!

劇団四季バケモノの子原作アニメとの違いは?

劇団四季「バケモノの子」は、細田守監督によるアニメーション映画「バケモノの子」が原作となります。
原作との違いはあるのでしょうか。

原作との違いを調査すると、

ストーリーの進み方が少し違うけど大筋は一緒
※舞台上演時間内に収めるために省く部分もある

そう言われています。

ただし原作との違いで大切なポイントがあります。

一朗彦の存在

一朗彦は原作にも登場しますがそのスポットの当て方が大きく違うんです。

この違いによってストーリーが分かりやすく観客に伝わり共感でき感動をさせられます。

【原作】
・心の葛藤や闇落ちしていく過程がそこまで深く触れられていない
・青年へと成長した際の急な性格の変化の理由が分かりにくい
・サラッとしか触れられないので闇が暴走する程に悩んでいたのか理解出来ない方も多い

【劇団四季】
・第2の主役とでも言うほどスポット当てる事でその心の葛藤や闇堕ちしていまう感情が深く伝わる
・蓮/九太との「光と闇」とでの対比として描かれる事で伝えたい事が何なのかが分かりやすくなっている
・一朗彦の感情変化や葛藤を細かく描く事で彼の闇の暴走やその理由が観客に強く分かりやすく伝わる

原作を見た方の中には青年へと成長した一朗彦の急激な変化に、「どうした?なぜ?」となってしまう方も多いんですよね・・・。

また最終的に心の闇に飲まれ暴走してしうほど、何と葛藤し悩んでいたかも分かりにくいと思った方もおられるんです。

しかし劇団四季「バケモノの子」では一朗彦にも九太同様にスポット当てています。
第2の主役と言ってもいいほど丁寧に描かれているんです。

細かく一朗彦を描く事で子どもから青年期で何を悩み葛藤したかなど、心の変化や感情が凄く分かりやすく観客に伝わるんですよね。

だからこそ闇の暴走の理由や一朗彦の心の痛みにも共感できます。

ただし一朗彦に原作よりもスポットを当てたり、キャラの心情を細く描く事で原作ストーリーを省く部分もある為展開が早すぎるなどの声もあります。

しかしそれにより誰にでも分かりやすくストーリーが伝わり、キャラへの共感度もUPしさらに感動できる作品となっていますよ^^

原作とは別物と考えて観てみるのもおすすめです。
実際に原作鑑賞後に劇団四季舞台を観劇した方の中には、「新鮮さ」を感じるとの声もありましたからね。

まとめ

今回は劇団四季「バケモノの子」の観劇感想やあらすじ、原作との違いについて調査しました。

実際に観劇した方はとにかく「感動した!!」との声が沢山あります。

ストーリー・舞台演出・俳優さん達の演技や歌声など、号泣してしまったとの声が上がるほどです。

熊鉄と九太の絆や愛情・九太と一朗彦との対比など、どんな年代でも共感ができ心に響く作品ですよね!!

劇団四季のバケモノの子では一朗彦にもスポットを当てているので、原作よりも深く一朗彦に感情移入や共感ができるので暴走してしまう彼に切なくなるほどです。

ただ原作よりも展開が早かったりなどの違いで酷評コメントも実際にあります。

しかし代わりにキャラの一人一人の心情にスポットを当て細かく表現しているのが劇団四季「バケモノの子」です。

そうする事で原作では分かりにくかった部分を補っていて、どの年代でも分かりやすく楽しめ感情移入出来る作品に仕上がっていますよ^^

まだ観ていない方は是非観劇してみてくださいね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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