劇団四季のファミリーミュージカル「はじまりの樹の神話」は、心に深く残る感動作として多くの観客から高い評価を集めています。
原作は児童文学「はじまりの樹の神話〜こそあどの森の物語〜」で、やさしくも奥深い世界観が舞台ならではの表現で描かれているのが魅力です。
原作ファンも多いので、「原作とどこが違うの?」「舞台版はどうアレンジされているの?」と、気になる方も多いのではないでしょうか。
また、実際に観劇した人たちのリアルな口コミや感想もチェックしておきたいところです。
今回は劇団四季「はじまりの樹の神話」の原作と劇団四季版の違いを紹介するとともに、観劇者の口コミや評判をまとめました。
これから観に行く方も、すでに観た方も、作品をより深く楽しめる内容になっていますので、ぜひ最後までご覧ください。

「はじまりの樹の神話」は原作とミュージカル何が違う?
どんなストーリーなの?実際の口コミ感想はどうなの?
この記事を読まれている方はこんな疑問を抱えているのではないでしょうか。
- 劇団四季「はじまりの樹の神話」原作との違いとあらすじの紹介
- 劇団四季「はじまりの樹の神話」の口コミ感想まとめ
はじまりの樹の神話(劇団四季)原作との違いは?内容とあらすじについて
劇団四季「はじまりの樹の神話」は、日本児童文学界を代表する作家である岡田淳氏の「はじまりの樹の神話〜こそあどの森の物語〜」が原作となっています。
原作とミュージカルでは何か違いはあるのでしょうか。
原作との違いやあらすじを紹介していきます。
原作との違いについて
原作との違いについてですが、結論から言うと・・
原作のテーマや物語の流れは大きな違いなし
冒頭の演出・キャラクター設定・セリフ・キャラの扱いなど、舞台化に伴った細かな部分で少々違いはあり
流れや伝えたいメッセージなどに大きな違いはありませんが、細かな部分で多少の違いはあります。
実際に観劇した方々の声を見ると、
- 冒頭のシーン
- ハシバミの「時空を超える移動」の説明が舞台では簡潔
- 双子姉妹(アケビとスグリ)の設定
- キツネの喋り方
- ハシバミの兄「カラス」の扱い
- 劇中には出てこないキャラや台詞シーンの違い
上記の違いについての声が多くありました。
それぞれ紹介していきましょう。
冒頭のシーン
舞台の冒頭シーンは原作とは異なります。
原作では、 スキッパーの日常や森の生活描写が先にあり、 ハシバミ救出までの導入がより丁寧に描かれている印象です。
逆に劇団四季では、
ナレーション・歌・ダンスで紹介
原作は文章でその世界観をじっくりと説明表現しますが舞台は違います。
視覚でどういった世界観なのか冒頭でしっかりと観客に伝えるための変化だったと考えられますね。
この冒頭シーンはとっても神秘的で一気にこの作品の世界観に引き込まれます。
実際に原作者の岡田淳 氏も、
世界観にスッと入っていける印象的な始まり方だった
はじまりの樹の誕生・祈りを捧げるシーンは呪術的な不思議な世界に連れていかれるような気になった
そう答えておられました。
ハシバミの「時空を超える移動」の説明が舞台では簡潔
こちらも舞台化するにあたり、時間や伝え方を考えた上での演出だと考えられます。
設定自体は変わりないのですが、
劇団四季版
ハシバミが「心の声」で樹に助けを求め、 樹がホタルギツネを通じて現代へつないだ という説明が明確に語られる
原作(設定は同様)
描写はより文学的で、読者に委ねる部分が多い
と言われています。
こちらに関しては子供も舞台の方が分かりやすいとの声が上がっていましたよ。
双子姉妹(アケビとスグリ)の設定
古代からきたハシバミに遊びを教える、おてんばな「アケビとスグリ」と言う双子の姉妹がこの物語には登場します。
実はこの二人の原作設定では、
以上のような設定となっています。
しかし劇団四季ミュージカルではそのような設定は出てきません。
原作を読んだ方だけが分かる細かな違いとなっています。
またこの双子は原作では、
子供2人だけで湖の上にある家に住んでいる
毎日お菓子を食べて名前も気分で変える自由な生活をしている
自由の極みのような生活をしているんです^^
劇団四季では「名前を変える」設定は登場しないし、「自由さ」の描写は控えめな印象となっています。
原作の設定も知った上で見るとまた違った見方ができますね。
キツネの喋り方
こちらは印象に残る原作との違いNo.1でしょう。
原作では標準語を話すホタルギツネが、
ミュージカルでは「関西弁」で話している
面白い変化ですよね^^
正直原作を知っている方は違和感を覚えた方もおられるでしょう。
原作者の岡田淳氏も
初めはびっくりした(笑)
とのことです。
しかし舞台を観るうちに違和感がなくなったんだとか・・・。
さらに、
人間とは違う種族ということもある。なるほどねと思った
自分を笑いにし軽いノリでしゃべるところも良かった
この舞台では関西弁は正解
以上のような感想を述べておられましたよ♪
原作とは違いますが、そこに親しみやすさも生まれ、子供達も面白く観れるので、ファミリーミュージカルとしては良い変更点なのではないでしょうか。
とはいえ最終的には原作同様に感動しますのでハンカチは持っていきましょうね^^
ハシバミの兄「カラス」の扱い
実はこの「カラス」ですが、
原作でのカラスはそんな大きな役ではない
ミュージカルしか知らない方は驚かれるでしょう。
と言うのも舞台では、
ラストの少ししか出ないのに主役キャラ扱い(原作より存在感が強い)
そうなんです。
舞台ではクライマックスに深く関わる役で、存在感もある重要な役となります。
しかし原作では、そこまで重要な役でもないんですよね・・・。
原作とでは扱いが違い演じるキャストさんも実力のあるキャストさんが演じ、さらにソロもあるほどの重要な人物として登場します。
原作ではそんな印象を受けないので、原作を知っている方は少々驚いた方もおられるようですね^^
こちらのシーンに関しても原作と舞台の大きな違いになる部分でしょう。
ちなみにカラスの歌は必見ですよ!!
悲しみや苦しみなどが表現されその悲壮感が伝わるキャストの歌声は、本当に心に響きギューと締め付けられる素晴らしい歌唱となっています。
劇中には出てこないキャラや台詞シーンの違い
ミュージカルと原作では今まで上げた以外にも小さな違いはあります。
出演しないキャラや原作とは違うタイミングでのセリフなどです。
そこには、
伝えたいメッセージやセリフに込められる意味を分かりやすく
より印象的にするため
そんな意図があると考えられます。
実際原作を読んだ方にしかわからない魅力や面白さがあるので、ぜひ原作も読んでみてくださいね^^
ミュージカルとは違う活字だからこそ感じることが出来るものもあるのでおすすめですよ。
あらすじの紹介
原作との違いはありますが、その違いも舞台ならではの素敵な演出となっています。
では劇団四季ミュージカル「はじまりの樹の神話」はどんな物語なのでしょうか。
まず簡単に要約すると、
現代を生きる物語の主人公「スキッパー」が、不思議なキツネ「ホタルギツネ」と古代からやってきたハシバミと出会う
ハシバミを生贄として差し出したリュウを倒すために、現代の知恵と技術を使って作戦を考える
古代からリュウを呼び戦おうとするストーリー
この作品は現代と過去が繋がるファンタジー構成となっているんです。
過去と現代を繋ぐ構成を舞台で行うのは少々分かりにくそうな気もしますよね・・。
そこはさすが劇団四季です!!
視覚的にスッと現代と古代が分かるような演出をしてくれています。
またセリフも難しい言葉は使われません。
開演前にもアナウンスで分かりやすく説明してくれており、お子さんでも問題なく観れるようになっているで安心してくださいね^^
では気になる詳しいあらすじを紹介していきましょう。
①:舞台冒頭
・「はじまりの樹の神話」についてナレーション・歌・ダンスで紹介(とっても神秘的)
・その後古代の人々がリュウの怒りを鎮めるための儀式のシーンへ
・古代の言葉で祈り歌う巫女とそれを人々が囲い踊ります。(このシーンの歌唱もダンスも素晴らしので必見)
②:舞台は変わり木々が生い茂る森へ
・村の住人達とは遊ばず本を読みながら1人時間を楽しく過ごす主人公「スキッパー」が登場
・光るしっぽを持つ不思議なキツネ「ホタルギツネ」が現れ「死にそうな子を助けてほしい」とお願いされる
・キツネの言葉を聞いたスキッパーは一緒に森の奥へと向かう
・案内された先には、巨大な樹に縛りつけられた少女がいた‼︎
③:古代から来た少女・ハシバミ
・スキッパーは急いで紐を取り助けると、不思議なことに巨大な樹はなくなる
・驚きながらも少女が心配なので家に戻る
・目を覚ました少女の名は「ハシバミ」
・リュウの怒りを鎮めるための“いけにえ”として捧げられた存在で大昔から来たとのこと
・生贄になる恐怖の中で「心の声」で助けを求めた結果、 樹がホタルギツネを通じて現代へとつなげたのだと語る
④:こそあどの森での生活
・驚き困惑する中でもハシバミの事情を知った森の住民は優しく彼女を受け入れた
・現代の事を教えたり遊びを教えたり楽しく過ごす。
・ハシバミからは「サユル タマサウ ココロ・・生命は周りの全ての生命と繋がり、昔からずっと繋がっている」という大切な古代の教えを伝える
⑤:ハシバミの決意
・ハシバミが「村に戻らなければならない」と、スキッパーに告げる
・「弟や妹を残して自分1人が逃げて平和に暮らすことは出来ない。」過去に戻り、リュウと戦う覚悟を語る
・古代に戻り役目を果たしたいと言うのだった
⑥:はじまりの樹
・古代に戻ればハシバミは生け贄となって命を落としてしまう。と住人達は反対
・そんな中、ハシバミの言葉を聞いた森の住人「トワイエ」が神話について話し出す。
・あの巨大な樹は「はじまりの樹」ではないのか、、、!?
⑦:語り継がれる神話
・世界の始めにあって太陽・動物・人など生命を生んだ偉大な樹「はじまりの樹」
・神話では「ハシバミという少女が樹に住み着いたリュウと戦って退治した」と語られていると知る
・それを聞いたハシバミは「過去には戻らず、逃げずにリュウと戦いたい」と言い出す
・森の住人は危険だからとコレにも当然猛反対‼︎
⑧:スキッパーの成長と選択そして結末へ
・人とは関わらず1人の時間を大切に生きてきたスキッパー
・キツネやハシバミとの出会いとこれまでの関わりによって、本来ある優しさや人を思いやる気持ち、
そして人と関わる大切さが芽生える。
成長したスキッパーはハシバミを止める森の住民達に何と語りかけるのか・・・。
危険な道へと歩もうとするハシバミにどう言葉をかけるのか・・・。
最後はハシバミやキツネはどうなるのか・・・。
内向的なスキッパーの心の成長と共に伝わる、人との繋がりの大切さを教えてくれる感動の作品「はじまりの樹の神話」。
ラストは感動の涙。
ハンカチを持参してぜひ再公演の際は観劇しに劇場に足を運んでみてくださいね^^
はじまりの樹の神話(劇団四季)口コミレビュー!感想まとめ
ファミリーミュージカル「はじまりの樹の神話」を実際に観た方の口コミ感想は気になりますよね。
実際の観劇者の声を整理すると、全体的にはかなり高評価で、「大人も泣くファミリーミュージカル」として評価されています。
音楽・メッセージ性・舞台美術・キャラクター描写が特に強く支持されている一方で、原作とのキャラ解釈の違いに戸惑う声もありました。
では良い口コミ悪い口コミに分けて詳しく紹介していきましょう。
良い口コミ
口コミ感想を確認したところ、ほとんどの方が高評価でした^^
実際の観劇感想の声をまとめると、
| 1. 音楽が圧倒的に良い | ・厳粛なテーマ曲からコミカルな曲まで幅広く、 「サントラが欲しい」という声が多数 ・クライマックスの三人(スキッパー・ハシバミ・ホタルギツネ)の歌は特に絶賛 |
| 2. メッセージ性が深く、大人にも刺さる | ・「生きるとは」「つながりとは」というテーマが心に響く ・ハシバミの言葉に涙したという大人の観劇者が多い |
| 3. 舞台セット・衣装・演出が美しい | ・大木や森の家など、原作の挿絵を踏襲した細やかな造形 ・ホタルギツネの衣装は「神様のようでかっこいい」と人気 |
| 4. キャストの演技力が高い | ・スキッパーの成長が丁寧に描かれ、共感を呼ぶ ・ハシバミ役の歌唱力が高く、感情が伝わる ・ホタルギツネは舞台版ならではの魅力がある |
以上のようににストーリー・舞台の迫力・キャスト陣の素晴らしさに感動する声ばかりでしたよ♪
原作を知ったいる方も知らない方も高評価となってます
実際の声を一部紹介しましょう。
そばにいなくても心はつながることが出来るし、生命は昔からずっとつながっている。人はひとりで生きているのではない。とても素敵なミュージカルでした。泣きました。
体感5分であっという間でしたけど、凄くたくさんのメッセージがこめられていて本当に感動しました。歌も歌詞も素敵。泣けるナンバーもあれば明るくてワクワクするようなナンバーも多くて、純粋に楽しかったです。
壮大な物語、カッコいい踊り、感動的な音楽、心に刺さる歌詞… どれも素晴らしくあっという間の2時間でした 思わず涙してしまう、そんな舞台でした。
原作が大好きだったので一人観劇。なんとなく避けてたファミリーミュージカルでしたが、侮ってた。凄い迫力。原作と違うところもあるけどこれはこれで最高に感動した。また観たいし他のも観ると決めた
衣装がとても素敵で大道具も工夫がすごかった!
リュウの演出凄すぎて怖いぐらいだった。さすが劇団四季だわ。ファミリーミュージカルでも歌もダンスも演出も手を抜かない大迫力だった
ダンスシーン凄い!!古代のダンスシーンはまじ必見
カラスの歌がやばい、キャストさん凄すぎて感情伝わって号泣した
ファミリーミュージカルとは言えは怖いものはしっかり怖く表現し、でもストーリーやメッセージは子供にも伝わるように分かりやすくし、本当に劇団四季はファミリーミュージカルの作り方が上手だなと実感します。
コロナ渦で人とのつながりが絶たれた当時この作品は本当に心に響きましたよね・・。
再公演を望む声も沢山あったので是非近々再公演してほしい作品ですね^^
悪い口コミ
高評価の一方で不評な声も上がっていました。
とは言え、
低評価や酷評といった声ではなく
全体的には良かったし感動したが、原作との違いに少々不評な点あり
悪い口コミ感想というほどではなく、最終的には皆さん「感動した」「これはこれで良かった」などの好評でした。
しかし前項でも紹介した原作との違いに違和感を覚えた方は一部おられたようですね。
まとめると、
| 1. ホタルギツネの関西弁に違和感 | 原作では物静かなキャラのため、 舞台版の「明るい関西弁キャラ」に戸惑う声が多い |
| 2. 原作キャラの出番が少ない | スキッパー・ハシバミ・ホタルギツネの三人が主軸のため、 森の住人の描写が薄いと感じる人からは不評 |
| 3. 原作との設定変更に慣れが必要 | 双子の設定やカラスの扱いなど、 原作と異なる点が気になる原作ファンもいる |
違和感やそこは変えてほしくなかったなどの声が実際に一部で上がっていました。
原作と変えたことで作品自体の雰囲気などもどうしても変化は生まれますよね。
時間が決まっているミュージカルでは端折ってしまう部分も生まれるのは仕方ない事も理解はしているものの、読者からすると「そこは削ってはダメな部分」など、人によっては難色を示す部分は出てくるのは理解できますよね。
皆さんもそんな経験はるでしょう^^
とは言え不評の声をあげている方も、最終的には感動したとの評価でしたよ。
万人に受け入れられるのはとっても難しいことですが、難色を示す方でも感動してしまう作品という事は、ミュージカル「はじまりの樹の神話」は結果素敵な作品ということではないでしょうか♪
原作ファンでまだ観ていない方も、ぜひ一度はご覧になってくださいね。
自分の目で確かめるのが一番ですよ^^
まとめ
今回は劇団四季「はじまりの樹の神話」の原作との違いやあらすじ、観劇の口コミ感想を紹介しました。
原作との違いは、
- 冒頭のシーン
- ハシバミの「時空を超える移動」の説明が舞台では簡潔
- 双子姉妹(アケビとスグリ)の設定
- キツネの喋り方
- ハシバミの兄「カラス」の扱い
- 劇中には出てこないキャラや台詞シーンの違い
以上となります。
原作との違いによって不評となってしまう部分もあります。
しかし不評の口コミ感想をあげている方達も含め、総じてミュージカル「はじまりの樹の神話」に感動し良い作品だと評価されていましたよ^^
原作ファンの中には原作との違いで違和感を覚えてしまう方もいますからね。
しかしそんな方達にも最終的には感動したと評価をされるミュージカル「はじまりの樹の神話」は、とっても素敵な作品だと言えるのではないでしょうか♪
現代と古代が繋がるファンタジー作品で、主人公スキッパーの心の成長と共に「人との関わりの大切さ」が伝わります。
再公演が待ち遠しいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。










