劇団四季パリのアメリカ人はつまらない?あらすじや解説と感想まとめ

劇団四季「パリのアメリカ人」は、ガーシュウィンの名曲と本格的なバレエを中心に構成された、芸術性の高い作品です。

観劇感想を見ると「圧倒的に美しい」と絶賛する声がある一方で、「面白くない・つまらない」といった感想も見られ、評価が分かれやすい作品なのかな・・と感じている方も多くおられるでしょう。

再公演を望む声もある作品なので理由が気になりますよね。

また観ていない方はどんな内容見どころは何処なのか、実際の口コミ感想はどうなのかなど、気になる部分ではないでしょうか。

今回は劇団四季「パリのアメリカ人」の酷評される理由やあらすじと見どころ、そして実際の感想を紹介していきます。

劇団四季「パリのアメリカ人」はなんでつまらないと言われているの?
どんな物語?見どころは?実際の感想はどうなの?

この記事を読まれている方はこんな疑問を抱えているのではないでしょうか。

\この記事を読んでわかること/
  • 劇団四季「パリのアメリカ人」が酷評される理由について
  • 劇団四季「パリのアメリカ人」のあらすじと見どころ紹介
  • 劇団四季「パリのアメリカ人」の実際の感想口コミまとめ
目次

劇団四季パリのアメリカ人はつまらない?酷評の理由について

劇団四季の「パリのアメリカ人」は、華やかなダンスと美術が高く評価される一方で、「思ったより退屈だった」「ストーリーに入り込めなかった」という声もあります。

評価の分かれ方がはっきりしていて、調査した中で分かったのは、原因は主に作品の作り方にあると言えます。

ではどんなところが、つまらないと言われているのでしょうか。

理由①:ダンス表現中心で、分かりやすい会話劇ではないこと
理由②:物語が全体的にまとまっておらず軽い
理由③:映画との違いに違和感

実際の観劇感想を確認したところ、上記の理由をあげている方が多かったです。

それぞれみていきましょう。

理由①:ダンスシーンの多さ

こちら一見すると酷評というよりも高評価になりそうな要因でもありますよね。

しかし逆に、登場人物の心情がダンス表現中心で、分かりやすい会話劇ではないことが、一部のファンには刺さらない部分のようです。

口コミを見ても、

ダンスに重きを置いており、自分的にはミュージカルとはちょっと違う印象

ミュージカルの歌との融合が薄く残念だった

そんな声があるんです。

特に、

2幕後半ぐらいからセリフと歌のないシーンが長く続く

もちろん上記のシーンは圧巻のダンスパフォーマンスとなるので素晴らしいんです。

しかしミュージカルといえば「」や「俳優の演技」と考えている方は、正直なところ微妙な感想を抱いてしまうのも理解できます。

その他の感想でも、

ミュージカルというよりダンスショー見てるように感じるぐらいダンスシーンに重きを置いてる作品

との声もあるほどなんです。

ダンスシーンの多さで感情移入やストーリーが理解出来ない方も多く、そこから「面白くない」などの酷評に繋がった要因の一つと言えるでしょう。

逆にダンス好きの方には、めちゃくちゃ楽しめる作品となっていますよ。

理由②:物語が全体的に軽い

先述した「ダンスのシーンが多い」にも関わってくるのですが、あまりにダンスシーンが多いため、

物語の紡ぎ方が雑、感情移入しにくい

ダンス多すぎるせいか、ストーリーも登場人物の心情も軽すぎて私は面白くなかった

上記のように物語自体が雑になっているとの声がありました。

ダンスシーンが多くを占めているので、登場人物の関係性なども説明で丁寧に見せると言うより、空気感で伝える部分が多い印象です。

その為、わかりにくい部分もあり、感情移入の入口が少し狭く感じる人も一定数おられるようですね。

セリフも歌もないシーンが後半長く続くのですが、それがあまりに抽象的すぎるとも言われていました。

心理描写などもダンスのみで表現されているので、正直「理解出来ない」「分かりにくい」と捉えられてしまうのも、頷ける部分はあるんですよね・・・。

また、戦後パリという複雑な背景がありながら、恋愛模様が中心であるため「深みが足りない」と感じる人もいます。

ダンスのみでの表現はこの作品の良さの一つでもあるんですが、なかなかダンスのみで人物の心理描写や物語の背景を伝えるは難しいですよね。

以上のことから面白くないと感じる方は一定数おられるようです。

理由③:映画との違い

劇団四季「パリのアメリカ人」は、1951年公開のミュージカル映画「巴里のアメリカ人」着想を得て作られて作品です。

当然映画「巴里のアメリカ人」を観た方もおられ、その方々の中には映画との違いで違和感を持ち、つまらないと感じる方はおられるようですね。

特に不評な変更点は、

アダムもリズを好きになり4四角関係となった

映画ではジェリー・リズ・アンリの三角関係で、アダムはリズに恋をしていません

舞台版のこの改変に対し、

・アダムまでリズに恋しちゃうっていうのは蛇足
・アダムの恋は中途半端で、あえて映画と違う設定にした意味が全く伝わらない

以上のように、この改変への不満の声は本当に沢山ありました。

特に映画では、「ジェリーとアンリが同じ人に恋をしている」という事を、アダムだけが知っていてハラハラドキドキするシーンがあり、とても面白いんですが・・。4四角関係となった事で無くなってしまいました。

高評価の感想の方にも、この部分には難色を示す方は多かったんです!!

正直アダムは映画のままで良かったと感じる方は実際多いようですね。

劇団四季パリのアメリカ人の見どころは?ストーリーを解説

劇団四季「パリのアメリカ人」はどんなストーリーで見どころはどこなのでしょうか。

それぞれ解説していきます。

ストーリー(あらすじ)紹介

劇団四季「パリのアメリカ人」は、第二次世界大戦終戦直後のパリを舞台に、若い芸術家たちの恋と友情、再出発を描くミュージカルです 。

先に見どころをまとめると、

・ダンスを中心に進む舞台表現
・舞台すらもダンスする舞台演出
・登場人物それぞれの夢が交差する物語

以上となります。

では、まずあらすじを紹介していきましょう。

ストーリー(あらすじ)紹介

舞台は第二次世界大戦直後のパリ。

アメリカの退役軍人ジェリーは画家としての新たな人生を夢見ていた
まだ戦乱の混乱と爪痕を残すパリの街中で、一人の女性に出会い一目惚れをします。

彼女を頭の片隅に置きながら、ジェリーは芸術に人生を捧げる事を決意。
芸術への夢を追う日々の中で、作曲家を目指すアダムとショーマンを夢見るアンリに出会います。
彼は意気投合し良き友となりました。

そんな中ある日アダムに連れられてスケッチのためにバレエスタジオに訪れることに・・・。
なんとそこで以前一目惚れしたリズに再び会うことになります。

リズの踊る姿はその場の全員を魅了し、なんとアダムもリズに恋心を抱いてしまうことに。

そしてなんと以前からリズ知るアンリもリズに恋をしていたのです。

友人となった3人はお互いの同じ女性に恋をしてしまいました。

一方リズも彼らへの想いに苦悩していたのです。

リズは戦争中ナチス占領下のパリで、アンリの一家に匿われ助けられていた過去があります。
そんな恩義のあるアンリからのプロポーズ・・・。

しかしリズ自身の心は自由な世界へ連れ出そうとするジェリーに惹かれていたのでした・・・。
恩義のあるアンリとジェリーに抱く初めて恋心の間でリズは苦悩していたのです。

3人の青年と1人の女性の複雑に絡み合う運命。
悩み衝突しながらも夢を掴もうとする4人の恋と友情の行方はどうなるのか。

リズは誰を選ぶのか。
最後4人の若者の行き先はどうなるのか。

以上があらすじです。

ジェリーの才能だけでなくジェリー自身に惹かれているマイロも、この若者達の関係に関わって行きます。

このマイロもストーリーに欠かせない重要な人物なんです。
(岡村美南さんのマイロはとっても人気が高かったですよ!!)

戦争という時代背景も描きながらも、華やかで圧巻の舞台劇団四季「パリのアメリカ人」

特に色々なダンス(バレエやタップダンスなど)観ることができます♪

圧巻のダンスパフォーマンスは感動しますよ。

見どころの紹介

劇団四季「パリのアメリカ人」の見どころは、

・ダンス
・舞台演出
・舞台美術

以上の点は見どころですよ^^

その中でも一番は「ダンス」なのは間違いありません!!

ではそれぞれの見どころについて紹介していきます。

ダンス

最大の特徴と言ってもいい、高度なバレエシーンの多さは、やはり一番の見どころです。

出演者の多くがバレエ経験者で、舞台の大部分がダンスで進行します。

またダンス経験者の中でも、選び抜かれたキャストが出演しているので、そのパフォーマンスは最高級と言ってもいいでしょう♪

そのぐらいこの作品はダンスに重点をおいた作品となっています。

その部分で評価の良し悪しが分かれるところではありますが、圧巻のダンスパフォーマンスだという事は間違いなくいえます。

一度見たら忘れられないほど、素晴らしい上に美しいんですよね!!本当に感動します!!

・トゥシューズを履いて踊るバレエ
・ジャズダンス
・タップダンス

以上のように様々なダンスパフォーマンスがあり、その華やかさと迫力は圧巻です!!

キャストさんの身体能力の高さにも驚く部分で、重力を感じさせない動きは、「そのジャンプ力は人間なの!?」ってぐらい高いですし、本当に見惚れてしまうんですよね!!

次に紹介する「舞台演出」も相まって、さらに迫力が増すので、ダンスパフォーマンスは必見ですよ。

特に最後のダンスのみの演出は、本当に最高に素晴らしいので特に注目のシーンとなります。

舞台演出

舞台演出も大きな魅力です 。

パリの街並みや空気感を、流れるような場面転換と視覚的な演出で見せるために、舞台全体が洗練された印象です。

・舞台セットまで踊る
・踊る大道具

そんな別名があるほど素晴らしい演出なんですよ!!

この演出によりダンスがより素晴らしく、作品自体も華やかになってるので注目してほしい部分となります。

・舞台が複雑に動く
・セットに映像が投影される
・キャストが椅子やテーブルを踊りながら運んでいく演出
・舞台転換に沢山の可動式(人力)の板を使う(さながら歌舞伎のような印象を受ける)

とにかく舞台演出すらも踊っているよに動き転換して行くんです!!

その動きはとても自然で、舞台がさらに派手さを増し、観客を舞台に引き込んでくれますよ♪

また、クラシック、ジャズ、バレエ音楽が融合したサウンドは、作品全体の雰囲気を一気に「パリ」へと引き込みます♪

舞台演出だけでもキラキラの眩しい&ロマンティックなパリの雰囲気に包まれるんです^^
美しくも斬新な舞台演出にも注目して観てみてくださいね。

舞台美術

舞台美術は、戦後パリの街並みを抽象的かつ芸術的に表現しています。

衣装もモダンで、特に劇中劇のバレエシーンの衣装は幾何学模様が印象的です。

・パリの街並みを舞台で再現してて素晴らしい
・時代背景を捉えた衣装が本当に素敵
・エレガントさも可愛さもあっておしゃれな衣装に目を惹かれる

以上のように、おしゃれな衣装や時代背景を美しく再現した、舞台美術もこの作品の見どころの一つです!!

先述した舞台演出の素晴らしさとオシャレな衣装などの美術も合わさり、素敵なパリの街並みを実際に見ているようで本当に感動します。

色鮮やかでおしゃれな衣装や、細かく再現されたパリの街並みも忘れずチェックして見てくださいね^^

劇団四季パリのアメリカ人の感想や口コミまとめ

劇団四季「パリのアメリカ人」は、ガーシュウィン音楽とバレエを中心に構成された芸術性の高い作品です。

実際の観劇感想を見ると、ダンスと舞台美術の完成度を評価する「圧倒的に美しい」 という絶賛の声から、物語性の薄さを気にする「ストーリーが分かりにくくて面白くない」 という声まで、幅広い傾向があります。

ここからは、実際観劇した人の感想口コミを紹介していきましょう。

良い口コミ感想

実際の感想を確認したところ、多くの方は「スマートでおしゃれ」「美しい舞台」「おしゃれで華やか」「バレエの見せ場がすごい」などと好評でしたよ。

実際の口コミを細かく見ていくと、

舞台芸術もキャストのダンスも衣装も何もかも洒落ていて凄く良かった
ガーシュウィンの甘美で可憐な音楽に包まれる快感。バレエの思わずため息をつくような優美さにはうっとり。
今までのミュージカルの概念と違いすぎるので、最初は戸惑ったけれど。 これも最高に良い
終盤はもうずうーっとバレエ見られてすごく贅沢な気分。セットの動きとダンスでの転換や、衣装デザインも新鮮でした

想像以上に美しかった
バレエとジャズの融合でとても素晴らしい舞台
最後の長尺のダンスが実に美しい!時間を忘れた…。必見!
セリフが少なくダンスのシーンが多くてちょっと難しかったけど、一糸乱れぬ動きが迫力あって、演出が凄かった!

台詞や歌が少ないので心理描写などの理解が難しいとの声はありましたが、ダンスパフォーマンスの素晴らしさや、舞台演出の巧みさに感動したとの声が本当多かったです。

ミュージカルの概念を覆す作品だ!!との声もありましたよ^^

悪い口コミ感想

劇団四季「パリのアメリカ人」の一部では「つまらない・微妙・面白くない・ストーリーが軽い(薄い)」などの辛口コメントも存在します。

実際の悪い口コミを一部紹介していきましょう。

ダンスだけでの心理描写は無理があり正直理解出来ない
ダンスばっかで私には響かなかった。あとストーリーも略奪愛というか好きじゃない

歌が少なすぎてミュージカル?ってなった
ダンス好きな人や詳しい人には好きな作品なのかも・・・
もっと登場人物の心理描写を歌などで表現してほしかった。

などダンスシーンの多さとストーリーが微妙との声がありました。

酷評される理由は、劇団四季「パリのアメリカ人」最大の特徴でもある、ダンス中心の舞台構成が要因となっているようですね。
(※詳しくは本記事酷評の理由についてをご覧ください。)

とは言え、

酷評している方達もダンスや舞台演出や美術自体の素晴らしさは認めていた

酷評している方々も、舞台演出や美術に関しては「さすが劇団四季」「美しかった」「おしゃれ」との高評価でしたよ^^

好き嫌いの好みが分かれる作品といえますね。

まとめ

今回は劇団四季「パリのアメリカ人」の酷評される理由やあらすじと見どころ、そして実際の感想を紹介しました。

<<酷評の理由>>
理由①:ダンスシーンの多さ
理由②:物語が全体的に軽い
理由③:映画との違い

<<あらすじ>>
第二次世界大戦終戦直後のパリを舞台に、若い芸術家たちの恋と友情、再出発を描く物語

<<見どころ>>
・ダンス
・舞台演出
・舞台美術

<<感想>>
・酷評している方でもダンス自体と舞台演出(装置や衣装を含む)には「素敵」「素晴らしい」とのこ声が沢山あり
・ただし人によってはダンスシーンの多さから歌がなく物足りなさと、登場人物の心理描写が伝わり辛いとのマイナス評価もあり

以上がまとめとなります。

パリの美しい街並みおしゃれな衣装巧みな舞台装置圧巻のダンスパフォーマンス!!

確かに他の作品に比べると歌は少ないのですが、見応えは凄く本当に感動のダンスパフォーマンスとなっています。

正直好き嫌いの好みが分かれる作品とは思いますが、酷評している方もダンスパフォーマンスと舞台演出や美術の迫力や素晴らしさは認めておられましたよ^^

ぜひ自身の目でその素晴らしさを体験してみて下さいね♪

再公演を望む声も多いので近々公演される事を祈りましょう!!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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