劇団四季「パリのアメリカ人」が大好きな方も多いですよね。
華やかで圧巻のダンスパフォーマンスは本当に感動します!!
2025年8月には宝塚歌劇団雪組で「パリのアメリカ人」が公演されるとのことで再注目されています。
そんな劇団四季「パリのアメリカ人」の感想には「つまらない」との声が上がっているんですよね。
再公演を望む声もある作品なので理由が気になりませんか。
また観ていない方はどんな内容で見どころは何処なのか、実際はどんな感想口コミなのかは気になる部分ではないでしょうか。
今回は劇団四季「パリのアメリカ人」の酷評される理由やあらすじと見どころ、そして実際の感想を紹介していきます。

劇団四季「パリのアメリカ人」はなんでつまらないと言われているの?
どんな物語?見どころは?実際の感想はどうなの?
この記事を読まれている方はこんな疑問を抱えているのではないでしょうか。
- 劇団四季「パリのアメリカ人」が酷評される理由について
- 劇団四季「パリのアメリカ人」のあらすじと見どころ紹介
- 劇団四季「パリのアメリカ人」の実際の感想口コミまとめ
劇団四季パリのアメリカ人はつまらない?酷評の理由について
劇団四季「パリのアメリカ人」の感想の中には、「面白くない・つまらない」などの酷評も一定数あります。
ではどんなところがつまらないと言われているのでしょうか。
実際の観劇感想を確認したところ、上記の理由をあげている方が多かったです。
それぞれみていきましょう。
理由①:ダンスシーンの多さ
こちら一見すると酷評というよりも高評価になりそうな要因でもありますよね。
確かにダンスシーンが多い事に「素晴らしかった」との高評価の声は多いんです。
しかし一部では、
そんな声があるんです。
確かに劇団四季「パリのアメリカ人」は歌ではなくダンスシーンが本当に多くあります。
特に、
2幕後半ぐらいからセリフと歌のないシーンが長く続く
もちろん上記のシーンは圧巻のダンスパフォーマンスとなるので素晴らしいんです。
しかしミュージカルといえば「歌」と考えている方は、正直なところ微妙な感想を抱いてしまうのは理解できます。
感想の中にも、
ミュージカルというよりダンスショー見てるように感じるぐらいダンスシーンに重きを置いてる作品
との声もあるほどです。
主演キャストの歌声とアンサンブルの歌声が重なりあって劇場に響き渡る圧巻の歌唱
以上に重きを置いて観劇しに来ている方が、正直「つまらない」または「物足りない」と感じてしまうようですね。
逆にダンス好きの方には、めちゃくちゃ楽しめる作品となっていますよ^^
理由②:物語が全体的に軽い
先述した「ダンスのシーンが多い」にも関わってきます。
あまりにダンスシーンが多いため、
上記のように物語自体が雑になっているとの声がありました。
セリフも歌もないシーンが後半長く続くのですが、それがあまりに抽象的すぎるとも言われています。
心理描写などもダンスのみで表現されているので、正直理解出来ない分かりにくいと捉えられてしまうのも頷ける部分はあるんです。
もちろんダンスのみでの表現はこの作品の良さの一つでもあるんですが、なかなかダンスのみで人物の心理描写は難しいですよね。
以上のことから面白くないと感じる方は一定数おられるようです。
理由③:映画との違い
劇団四季「パリのアメリカ人」は、1951年公開のミュージカル映画「巴里のアメリカ人」着想を得て作られて作品です。
当然映画「巴里のアメリカ人」を観た方もおられ、その方々の中には映画との違いで違和感を持ち、つまらないと感じる方はおられるようです。
特に不評な変更点は、
アダムもリズを好きになり4四角関係となった
映画ではジェリー・リズ・アンリの三角関係で、アダムはリズに恋をしていません。
ジェリーとアンリが同じ人に恋をしているとアダムだけが知っていてハラハラドキドキするシーンが映画ではあるんです。
しかしミュージカルではアダムまでリズに恋をするんですよね・・・。
さらに、
アダムの恋は中途半端で、あえて映画と違う設定にした意味が全く伝わらない
この部分の不満の声は本当に沢山ありました。
高評価の感想の方にも、この部分には難色を示す方は多かったです!!
アダムまでリズに恋しちゃうっていうのは蛇足
との声もあるほどなんですよ。
正直アダムは映画のままで良かったと感じる方は多いようですね。
映画『 #巴里のアメリカ人 』、映画史に輝くミュージカル(劇団四季版は大幅アレンジ)。
— ギョクセンヒロジ (@tamagawaya_uc) May 10, 2022
アメリカ人にとっての「花の都パリの気ままな生活」、男にとっての「セレブ美女に寄られつつキュート少女と相思相愛」という、今ではかなりアレな理想描写が目立つ、、
終盤の、夢想演奏&ダンスはやはり至高。 pic.twitter.com/STPvnaW0i6
劇団四季パリのアメリカ人の見どころは?ストーリーを解説
劇団四季「パリのアメリカ人」はどんなストーリーで見どころはどこなのでしょうか。
それぞれ解説していきます。
ストーリー(あらすじ)紹介
劇団四季「パリのアメリカ人」はどのような内容なのでしょうか。
まず凄く簡単にまとめると、
以上を第二次世界大戦直後のパリと言う舞台で描かれています。
ではあらすじを紹介していきましょう。
舞台は第二次世界大戦直後のパリ。
アメリカの退役軍人ジェリーは画家としての新たな人生を夢見ていた
まだ戦乱の混乱と爪痕を残すパリの街中で、一人の女性に出会い一目惚れをします。
彼女を頭の片隅に置きながら、ジェリーは芸術に人生を捧げる事を決意。
芸術への夢を追う日々の中で、作曲家を目指すアダムとショーマンを夢見るアンリに出会います。
彼は意気投合し良き友となりました。
そんな中ある日アダムに連れられてスケッチのためにバレエスタジオに訪れることに・・・。
なんとそこで以前一目惚れしたリズに再び会うことになります。
リズの踊る姿はその場の全員を魅了し、なんとアダムもリズに恋心を抱いてしまうことに。
そしてなんと以前からリズ知るアンリもリズに恋をしていたのです。
友人となった3人はお互いの同じ女性に恋をしてしまいました。
一方リズも彼らへの想いに苦悩していたのです。
リズは戦争中ナチス占領下のパリで、アンリの一家に匿われ助けられていた過去があります。
そんな恩義のあるアンリからのプロポーズ・・・。
しかしリズ自身の心は自由な世界へ連れ出そうとするジェリーに惹かれていたのでした・・・。
恩義のあるアンリとジェリーに抱く初めて恋心の間でリズは苦悩していたのです。
3人の青年と1人の女性の複雑に絡み合う運命。
悩み衝突しながらも夢を掴もうとする4人の恋と友情の行方はどうなるのか。
リズは誰を選ぶのか。
最後4人の若者の行き先はどうなるのか。
以上があらすじです。
ジェリーの才能だけでなくジェリー自身に惹かれているマイロも、この若者達の関係に関わって行きます。
このマイロもストーリーに欠かせない重要な人物なんです。
(岡村美南さんのマイロはとっても人気が高かったですよ!!)
戦争という時代背景も描きながらも、華やかで圧巻の舞台劇団四季「パリのアメリカ人」
特に色々なダンス(バレエやタップダンスなど)観ることができます♪
圧巻のダンスパフォーマンスは感動しますよ。


見どころの紹介
劇団四季「パリのアメリカ人」の見どころは、
・ダンス
・舞台演出(装置)
・衣装
以上の点は見どころですよ^^
その中でも一番は「ダンス」なのは間違いありません!!
ではそれぞれの見どころについて紹介していきます。
ダンス
劇団四季「パリのアメリカ人」を観劇するにあたり、ダンスパフォーマンス抜きには語れません。
そのぐらいこの作品はダンスに重点をおいた作品となっているんです。
その部分で評価の良し悪しが分かれるところではありますが、圧巻のダンスパフォーマンスだという事は間違いなくいえます。
一度見たら忘れられないほど素晴らしい上に美しいんですよね!!本当に感動します!!
キャストさんの身体能力の高さにも驚きます。
重力を感じさせない動き、ジャンプ力も人間なの!?ってぐらい高いですし本当に見惚れてしまうんですよね!!
次に紹介する「舞台演出(装置)」も相まって本当にダンスパフォーマンスは必見です♪
最後のダンスのみのシーンは本当に最高に素晴らしいので特に注目のシーンとなりますよ^^
舞台演出(装置)
劇団四季「パリのアメリカ人」の舞台演出(装置)は、
そんな別名があるほど素晴らしい演出なんです!!
この演出によりダンスがより素晴らしく、作品自体も華やかになってるので注目してほしい部分となります^^
・舞台が複雑に動く
・セットに映像が投影される
・キャストが椅子やテーブルを踊りながら運んでいく演出
・舞台転換に沢山の可動式(人力)の板を使う(さながら歌舞伎のような印象を受ける)
とにかく舞台演出(装置)すらも踊っているよに動き転換して行くんですよ!!
それが自然で舞台がさらに派手さを増し観客を舞台に引き込んでくれます♪
美しくも斬新な舞台演出(装置)にも注目して観てみてくださいね。
舞台演出(装置)だけでキラキラの眩しい&ロマンティックなパリの雰囲気に包まれますよ。
衣装
おしゃれな衣装もこの作品の見どころの一つです!!
・時代背景を捉えた衣装が本当に素敵
・エレガントさも可愛さもあっておしゃれな衣装に目を惹かれる
先述した舞台演出(装置)の素晴らしさとオシャレな衣装が合わさり、パリの街並みを見ているようで本当に感動します。
色鮮やかでおしゃれな衣装も忘れずチェックして見てくださいね^^
劇団四季パリのアメリカ人の感想や口コミまとめ
劇団四季「パリのアメリカ人」は一部には辛口評価も存在ます。
実際観劇した人の感想口コミを紹介していきましょう。
良い口コミ感想
実際の感想を確認したところほとんどの方から好評でしたよ。
舞台芸術もキャストのダンスも衣装も何もかも洒落ていて凄く良かった
ガーシュウィンの甘美で可憐な音楽に包まれる快感。バレエの思わずため息をつくような優美さにはうっとり。
今までのミュージカルの概念と違いすぎるので、最初は戸惑ったけれど。 これも最高に良い
終盤はもうずうーっとバレエ見られてすごく贅沢な気分。セットの動きとダンスでの転換や、衣装デザインも新鮮でした
想像以上に美しかった
バレエとジャズの融合でとても素晴らしい舞台
最後の長尺のダンスが実に美しい!時間を忘れた…。必見!
セリフが少なくダンスのシーンが多くてちょっと難しかったけど、一糸乱れぬ動きが迫力あって、演出が凄かった!
台詞や歌が少ないので心理描写などの理解が難しいとの声はありましたが、ダンスパフォーマンスの素晴らしさや、舞台演出(装置)の巧みさに感動したとの声が本当多かったです。
ミュージカルの概念を覆す作品だ!!との声もありましたよ^^
ダンスに重きをおくミュージカル「パリのアメリカ人」。
再公演の際はぜひその圧巻のパフォーマンスを観に行ってみて下さいね♪
悪い口コミ感想
劇団四季「パリのアメリカ人」の一部では「つまらない・微妙」などの辛口コメントも存在します。
実際の悪い口コミを一部紹介していきましょう。
ダンスだけでの心理描写は無理があり正直理解出来ない
ダンスばっかで私には響かなかった。あとストーリーも略奪愛というか好きじゃない
歌が少なすぎてミュージカル?ってなった
ダンス好きな人や詳しい人には好きな作品なのかも・・・
もっと登場人物の心理描写を歌などで表現してほしかった。
などダンスシーンの多さとストーリーが微妙などの声がありました。
酷評される理由についてもっと詳しく知りたい方は、本記事酷評の理由についてをご覧ください。
とは言え、
酷評している方達もダンスや舞台演出(装置)自体の素晴らしさには認めていた
作品自体に辛口コメントしているというよりも、ダンスシーンの多さやそれによってストーリーに厚みがないなど、部分的な酷評が多いようなんです。
ですので全体的には素敵な作品との声が多い印象でした。
好き嫌いの好みが分かれる作品といえますね。
評価に関しては実際に自分の目で観劇するのが一番ですよ^^
まとめ
今回は劇団四季「パリのアメリカ人」の酷評される理由やあらすじと見どころ、そして実際の感想を紹介しました。
<<酷評の理由>>
理由①:ダンスシーンの多さ
理由②:物語が全体的にまとまっておらず軽い
理由③:映画との違いに違和感
<<あらすじ>>
3人の青年と1人の女性の恋と友情そして夢
<<見どころ>>
・ダンス
・舞台演出(装置)
・衣装
<<感想>>
・酷評している方でもダンス自体と舞台演出(装置や衣装を含む)には「素敵」「素晴らしい」とのこ声が沢山あり
・ただし人によってはダンスシーンの多さから歌がなく物足りなさと、登場人物の心理描写が伝わり辛いとのマイナス評価もあり
以上がまとめとなります。
パリの美しい街並みやおしゃれな衣装、巧みな舞台装置と圧巻のダンスパフォーマンス!!
確かに他の作品に比べると歌は少ないのですが、見応えは凄く本当に感動のダンスパフォーマンスとなっています。
正直好き嫌いの好みが分かれる作品とは思いますが、酷評している方もダンスパフォーマンスと舞台演出の迫力や素晴らしさは認めておられましたよ^^
ぜひ自身の目でその素晴らしさを体験してみて下さいね♪
再公演を望む声も多いので近々公演される事を祈りましょう!!
最後まで読んでいただきありがとうございました。